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2024/2/11

Gitでコミットに著名してみる

GitHubでコミットにverifiedとついてたらかっこいいですよね。

ここではぱっと手順を書いていきます。

gpgのインストール

各パッケージマネージャーでインストールしてください。

  • mac
brew install gpg
# or
# brew install gpg2

Linuxはもともと入ってると思いますが、なかったら

# arch
sudo pacman -S gnupg
# debian
sudo apt install gnupg
# rhel9
sudo dnf install gnupg
# rhel~8
sudo yum install gnupg

みたいな感じでインストールしちゃってください。gnupg2でも大丈夫です。 (というか、2のほうが良さそう。でも今回はどっちでも行けます。) もしgnupg2を使う場合はここから下のコマンドのgpggpg2に読み替えてください。 gpgでもgpg2にパスが通ってる場合もあると思います。その場合は大丈夫です。

keyの作成

まず、リストを見てみてください。

gpg --list-keys

これまでに作ってこなかったら何も出ないと思います。

Macだと、信用データベースができました。みたくでるかもです。

このコマンドで作成できます。

gpg --gen-key

名前とメアドはgitconfigと同じにしてください。名前はGitHubと同じでやってるけど、違くてもできるかは不明。

次に鍵を取得をします。どこが鍵かめっちゃわかりづらいので、このコマンドで見れます。

gpg --list-keys --keyid-format LONG | grep pub | awk '{print $2}' | cut -d'/' -f2;

鍵がわかったらコピーしておいてください。ここからこの鍵を<key>と書きます。

作成した鍵には有効期限が設定されてます。(作成画面で出てると思います。)

変更したい場合は以下の通り。

gpg --expert --edit-key <key>
 
gpg> expire
# 0で無制限、他も書いてある通りにできます。
gpg> save

gitconfigの設定

git config --global user.signingkey <key>
git config --global gpg.program gpg

このままだと、コミットするときに毎回-Sオプションが必要になります。 面倒な方は以下で毎回勝手に著名してくれます。

git config --global commit.gpgsign true

path設定

bashの方は.bashrcに、zshの方は.zshrcに以下を追加してください。

export GPG_TTY=$(tty)

GitHubの設定

公開鍵をGitHubに登録する必要があります。

まずは公開鍵を出力します。

gpg --armor --export <key>

コピーしたらGitHubのSetting→SSH and GPG keysの下のほうのNew GPG keyで登録してください。

これでコミットしたら著名できてると思います。

Mac限定オプション

Macはパスフレーズの入力画面をTUIではなく、別ウィンドウで出来ます。

以下を行う。

brew install pinentry-mac
echo "pinentry-program /opt/homebrew/bin/pinentry-mac" > ~/.gnupg/gpg-agent.conf
gpgconf --kill gpg-agent

パスの部分は各々変える。

which pinentry-mac

これで確認できる。

以上、これでコミットに著名が付きましたとさ。

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